こんにちは。ハーブとアロマの専門店エルダーフラワーの吉田です。
今回は前回に引き続きパリから。
パリ在住の日本人女性にお伺いしたフィトセラピー(植物療法)についてご紹介します。
私はフランスに住んでいる人たちは、どのようにフィトセラピーを取り入れているのかとても興味があり、ホテルから空港までの送迎をお手伝いして頂いた女性にお話を伺いました。
※フィトセラピー(植物療法)
ハーブをはじめとした植物の恵みを生かし、自然治癒力を高め、健康や美容に役立てる自然療法。
さまざまな症状に期待できるハーブ
彼女はフィトセラピーという言葉は知りませんでしたが、自然志向の人たちには、ハーブやオイルを取り入れた植物療法が、日々の生活の一部になっているそうです。
彼女も家系的に膝が悪く、予防のためにスギナの錠剤を毎日飲んでいるとの事でした。
スギナには結合組織を強化する働きがあり、骨粗鬆症対策にも期待できるそうです。
また、数か月間、胃の調子が悪かった時期は病院に勤めている友人からハーブティーを勧められ、飲んでいたそうです。
何のハーブだったかは覚えていないそうですが、2週間ほどで胃の不調が改善されたとおっしゃっていました。
また、風邪をひいて眠れない時は、ユーカリのお茶を勧められたそうです。
実際にユーカリには抗ウイルス作用があり、スッキリ感があります。
他には肌荒れ時には、びわの葉を煎じて肌に塗るそうです。
他にも、彼女のお友達はピーナッツオイルでお肌のケアをされるそうです。
最初は「フィトセラピーってなんですか?」と言っていた彼女でしたが、空港までの短い時間でハーブを使った自然療法の知識がどんどん出てきて、本当に驚かされました。
街にもたくさんの自然食品のお店があり、スーパーマーケットなどでも沢山のハーブティーやオイルなども置いてありました。
パリの人々は毎日の食事と同じ感覚で、当たり前に植物療法というものが身近にあるのだと実感する旅となりました。
街も、人も、文化も、とっても魅力的だったパリ。
ぜひ、また訪れたいと思います。
今回出てきたピーナッツオイルなど、アレルギーの方など体質によっては使用できないものもあります。
植物=全てが安全ではありません。
植物のチカラを上手く生かすにはお店でご相談下さいね。お待ちしております。