ハッピーハロウィン!こんにちは。
ハーブとアロマの専門店エルダーフラワーの吉田です。
今日はハロウィンですね☆
台風の影響で、土日はあいにくの雨でしたが今日は爽やかな秋晴れ!!
お仕事終わりに仮装して、繰り出す方もいらっしゃるのではと思いますが…
夜がとても冷え込む季節になりましたので、帰ったらお風呂に浸かる、温かいものを飲むなどケアを忘れずに。
私がハーブティーを淹れる時
今日はどのハーブにしようかな…
朝、色とりどりに並ぶビンの中から好きな色や香りで選んでみたり、体調に合わせて選んでみたり。
毎日そんな感じでハーブを選びます。
そして数種類のハーブをポットに入れ、お湯を注ぐ。
立ち上るハーブティーの香りに包まれ、一日が始まります。
私たちのココロとカラダを癒すハーブティー。
今回は初心者にも分かりやすく、ハーブティーの基礎やハーブについてまず知っておいていただきたいことをお話しします。
そもそもハーブってなに?
ハーブは植物。「薬草」や「香草」と呼ばれるものです。
ハーブの歴史をたどると、ハーブは古代より人々の生活の中で食料や香料・染料などに、そして医療にも使われてきました。
食べると元気になる、塗ると痛みが和らぐなど、ハーブを利用した伝統療法は人々の健康のために活かされてきました。
現代では西洋医学が主流の中、予防や軽い不調を和らげるサポートとしてハーブを利用した植物療法で、ハーブが使われたりしています。
ハーブが持つ抗酸化・抗菌・デトックス・鎮静などの様々な作用は、ココロやカラダまた美容にも役立てることができるのです。
おいしいハーブティーを飲むために、ハーブティーの選び方と保存方法
ドライハーブを選ぶ時に、気をつけたい基本3点
①まず食用(ハーブティー用)であることを確認してください。
②そして賞味期限の他、製品に学名が記載されているか確認してください。
学名はラテン語で表記された、世界共通の名称です。
少し難しい名前ばかりですが、知っておくと欲しいハーブを間違わずに手に入れることができます。
③ハーブを買う時はまとめ買いをせず、必要な分をこまめに買うようにしてください。
その方が品質の低下も防げ、ハーブティーも美味しくいただけます。
ハーブの保存方法について
ハーブは、直射日光と湿気に注意!
密封容器に入れて、冷暗所で保存してください。
また、梅雨から夏にかけ長期間おいてあったら、ハーブに虫がついてしまった!というお話もお聞きします。
購入したものを開封するまでに虫がつくことはありませんが、自宅での保存は時期によっては冷蔵庫の野菜室で保存されるのもよいでしょう。
ハーブティーを飲む前に、気をつけたい注意点
人の健康に役立つハーブですが、人によってはそうではありません。
ハーブには様々な作用があり、アレルギーのある方や妊娠中の方、持病のある方、お薬を常用している方などには避けたいハーブがあり、注意が必要です。
例えば、キク科植物にアレルギーのある方はジャーマンカモミールやカレンデュラ、エキナセアなどキク科のハーブは避けてください。
妊娠中の方は、心身共にデリケートな時期です。
医薬品よりもノンカフェインのハーブを…と思われる事もありますよね。
しかしハーブの中には、妊娠中は控えるべきハーブもあります。
ハーブティーを…とお考えの方は、医師に相談してからの方が安心です。
持病がある方やお薬を常用している方も、同様でハーブによっては控えなければいけないものがあります。
ハーブの中には特定の薬の作用を妨げたり、強めたりするものもあります。
こちらもお医者さまに相談してから購入されると安心です。
ハーブティーの飲み方について
ハーブティーは飲んだ後、体内で代謝され尿として排出されてしまいます。
そのためハーブの成分が、体内に長くとどまることはありません。
ハーブティーは、数時間おいて数回飲むのが効果的だと言われています。
目安としては朝、昼、晩の3回。
またハーブの中には飲み過ぎてはいけないもの、長期使用や多量摂取に注意しなければいけないものもあります。
今まで読んできて、何だかハーブティーって難しい…と思われましたか?
そんなことありません。
食べ物でも飲み物でも、同じものを食べ過ぎたり飲み過ぎたりするのって良くないですよね?
それと同じで適量であれば問題ないので、ご安心ください。
そして、先にもお話した妊娠中やお薬を常用されている方も、一杯飲んでしまったから良くないということはありません。
ただメディカルハーブと呼ばれる、高い効果が期待できるハーブがあるので注意が必要なのです。
最後に
ハーブティーって飲んだことないの、なじみがない味だから。
そもそも何を飲んで良いか分からない…という方がよくいらっしゃいます。
でも意外とカフェで知らずに飲んでいることもあるんです。
チャイ、レモングラス、ハイビスカス、オレンジピール、ペパーミントなどは、皆さんも聞き覚えがあるはずです。
エルダーフラワーは、市販のペットボトル飲料で販売されていたこともありましたよね。
初心者の方が、健康や美容・癒しのために生活にハーブを取り入れようと思われるなら、はじめは少しずつ、色が好き、香りが好き、ハーブにまつわるお話が好き、自然のものが好き、カフェで飲んだら美味しかった、そんなちょっとしたきっかけから、まず好きなハーブを見つけてください。
そしてその好きなハーブについてから、もう少し深くハーブの世界を知れば、きっともっとココロとカラダに潤いのある豊かな毎日になるでしょう。
私がそうであったように。
ハーブティーについて、正しく理解し毎日の生活に役立てていただければと思います。
ハーブについて何か分からないことや、お聞きになられたいことがあったら、お気軽に店頭やメールでお聞きください♪