こんにちは。ハーブとアロマの専門店エルダーフラワーの吉田です。
何かと忙しい3月。
皆さまはどのように過ごしていらっしゃいますか?
毎日慌ただしい中、たまにはゆっくりと自分と向き合うために…。
今回は「真実の香り」という意味を持つ精油「フランキンセンス」をご紹介します。
精油「フランキンセンス」
「フランキンセンス」は、とても古い歴史があり、古代から宗教儀式や瞑想に用いられてきました。
新約聖書には、東方の三博士がキリストの誕生に捧げた贈り物として記載されています。
精油の抽出部位は樹脂で、その幹を傷つけると乳白色の樹液が染み出すことから、「乳香」とも呼ばれています。
香りは、爽やかな中に少しスモーキーでお香のような、落ち着く香りです。
では、一般的に言われる「フランキンセンス」の作用はどのようなものでしょうか?
心を落ち着かせて平穏に導く香り
「フランキンセンス」には鎮静作用があると言われ、緊張や不安、心が傷ついた時などに、落ち着かせてくれる香りです。
パニックになった時にも、呼吸を整え落ちつきを取り戻すのに有効とされています。
呼吸器系のトラブルを緩和
深い呼吸へと導き、のどの粘膜の鎮静に効果があると言われています。
ぜんそくや気管支炎、鼻風邪などの緩和に役立ちます。
蒸気吸入や芳香浴で使うのがおすすめです。
気持ちも落ち着きリラックスさせてくれるので、痛みの緩和や免疫力を高める効果にも期待できます。
肌のしわ、たるみの予防、美肌のために
「フランキンセンス」は肌を引き締める作用があると言われ、しわ・たるみが気になる方におすすめです。
植物油に精油をを入れてスキンケアに、また手や足のマッサージ用にも。
アンチエイジング用の化粧品にも「フランキンセンス」は配合されていることがあります。
「フランキンセンス」は本当に心が落ち着くいい香りです。
様々な利用の仕方がありますが、私の最近のお気に入りの使い方は、自分と向き合うために、少し静かにできる時間を見つけた時。
「フランキンセンス」の香りと共に、目を閉じてゆっくりと深く呼吸をしながら、私は「私」とお話します。「無」となりニュートラルな状態に…。
このような使い方もありますので、ぜひお試しくださいね。
また、香りを持ち歩く携帯用の「アロマスティック」も販売しています。
是非、お気に入りの香りと共にお使いください。